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[观察日记] 「頑張る姿を誰かが見てる」 1…鬼頭桃菜生誕祭の感想

先週27日の研究生公演で、研究生・鬼頭桃菜ちゃんの18歳の生誕祭が開催されました。

恒例の「お手紙」を担当したのは、桃菜ちゃんの「ベリヲタ仲間」wであり、
同い年の親友として知られるチームKIIの阿比留李帆ちゃんでした。

古いSKE48ファンや、『観察ノート』を1年前から読んでくださっている読者さんなら
ピン!ときたと思いますが、今から1年前、当時まだ研究生だった阿比留ちゃんの
17歳の生誕祭の時に、当時KIIに所属していた桃菜ちゃんが「お手紙」を担当しました。

その手紙で、当時長く研究生として辛く苦しい時期を過ごしていた阿比留ちゃんに、
桃菜ちゃんが贈った励ましの言葉……

 「李帆の頑張っている姿を、絶対に誰かが見ているから」

その言葉に、私をはじめ多くのファンがうなづき、目頭を熱くしたものでした。


この時、1年後に二人の立場が全く逆転していることになろうとは、いったい誰が
予想出来たでしょう・・・。



先日の桃菜ちゃん生誕祭。今度は阿比留ちゃんが言葉を贈りました。

 「桃菜の頑張っている姿を、絶対に誰かが見ているから」


今回の阿比留ちゃんの言葉には、思いやりの気持ちだけでなく、「説得力」があります。

去年の生誕祭から半年後、阿比留ちゃんは正規メンバーに昇格しました。

それは、たとえKIIに「降格メンバー」が出ていなかったとしても間違いなく彼女は
新チームのメンバーに入っていただろうと、まわりが納得出来るものでした。


去年の生誕祭の記事に、私は当時の阿比留ちゃんのパフォーマンスを客観的に見て
「残念ながら資質的にSKE48に向いていない」という評価を書いています。

今考えても、それは当時の彼女を評価する言葉として間違っていないと思います。

ところが、去年の後半になって阿比留ちゃんは急にステージで輝きはじめました。

苦手だったダンスが人並みに踊れるようになったことで、オドオドする部分が無くなり、
ステージを完全に楽しめるようになったからではないかと私は思うのですが、
理由はともかく、人が変わったように魅力的なパフォーマーに成長していきました。


桃菜ちゃんの場合は、もともと阿比留ちゃんよりも高い資質を持っています。

アイドル的な外見に恵まれているし、歌唱力・表現力も高いものがあります。

これまで彼女に足りなかったのは「本気度」だけだと思うのですが、
生誕祭でのコメントでは「ようやく本気になった」ということで、期待したいと思います。

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